<Career><第二弾> インターンから見た Microsoft と Developer Support Internet (DSI) チーム (2021)

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*本記事はこれから日本マイクロソフトのインターンシップ、あるいは就職先として考える学生に向けて、実際に 2021 年のサマーインターンシップに参加してもらった学生に書いてもらいました。
インターン生の率直な感想を皆さんにお伝えするために、普段の内容より少々くだけた表現となっておりますのでご了承ください。
以下からが本文となります。

こんにちは!CSS Developer Support Internet チームでサマーインターンシップに参加しております宮脇(Miyawaki)と申します。
本記事では、私が Microsoft Japan で働いてみた所感と将来のインターン生、今後マイクロソフトを就職先に考える学生に向けた Tips をまとめようと思います。

例えば、以下のような質問に、私見ではありますが回答できればと思います。

  • インターンシップには参加したいけど、不安……
  • Microsoft のインターンシップって何をするの?
  • インターンシップ期間は長いけど、他のことは何もできなくなるの?

目次は以下の通りです。

  1. Microsoft のミッション
  2. Customer Service & Support (CSS) Developer Support Internet について
  3. インターンシップで行ったこと(私の場合)
  4. インターンシップでの学び・所感

それでは、Let’s Explorer the Internship at Microsoft!


2021 年度の場合は、1 ヵ月半のインターンシップのうち、最初の一週間に “Intern Learning Week” という期間が設けられていて、Microsoft の mission や culture について知ることができました。

Our Mission : Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)
Culture :

  • GROWTH MINDSET(成長する考え方)
  • CUSTOMER OBSESSED(お客様に寄り添う)
  • DIVERSITY AND INCLUSION(ダイバーシティ & インクルージョン)
  • ONE MICROSOFT(ワン・マイクロソフト)
  • MAKING A DIFFERENCE(世界を変える)
    参考 : https://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/college/msd-company-mv.aspx

Intern Learning Week で学べる Microsoft のいわゆる「社訓・社風」はすべて上に詰まっているといっても過言ではないでしょう。

ちなみに私が最も好きな Culture は “ONE MICROSOFT” です!
チームとしての Microsoft の団結力は限りなく強固で、他者貢献の意識を非常に重要視しています。
インターンシップに参加していただくことで、よりリアルに肌で感じることができるのではないかと思います。

2. Customer Service & Support (CSS) Developer Support Internet について

Customer Service & Support (CSS) は、Microsoft の製品/サービスを利用するお客様をサポートし、Empower していく役割を担っています。
その中でも、私が所属した Developer Support Internet (DSI) は、Edge, Internet Explorer, IIS (Internet Information Services), Azure Bot Service といったサービスのサポートをを担当しています。

私は「サポート業務」というと、電話の受け答えを淡々と行う業務かと思っていました。
しかし、実際には顧客目線で出来るだけ早く的確な返答を行う高度なコミュニケーション、担当分野に対する専門的で幅広い技術知識、チーム内外での連携するチームワークといったプロフェッショナルスキルを要求される業務でした。

この点については、Microsoft の Culture である “ONE MICROSOFT” や “CUSTOMER OBSESSED” を社員全員が意識している結果が反映されているのではと考えています。

3. インターンシップで行ったこと

インターンシップでは、大きく下の 3 つについて取り組みました。

  • チーム内業務
  • インターン生同士のプロジェクト
  • インターン生個人の活動

まずチーム内業務について、こちらはみなさんが主にイメージしているインターンシップの内容と一致していると思います。
具体的には、CSS のサポート業務の一連の流れについての理解、DSI で担当しているサービスの体験、関連する知識の学習、模擬サポート業務体験が挙げられます。

次にインターン生同士のプロジェクトについて、これは今年度 (FY21) に取り組まれたサマーインターンシップのイベントです。
人事の方が用意してくださった 4 つのテーマから一つ選び、インターン生同士が協力してプロジェクトに取り組みます。
参考までに、私は日本マイクロソフトの組織内に存在するコミュニティーからゲストをお呼びして、
インターン生と社員の交流を促進するためのプロジェクトに所属して、交流の場を儲けるイベントを開催しました。

最後にインターン生個人の活動について、こちらはインターン生がメンターやマネージャーと相談し、目標とやることを明確にしたうえで業務時間中に取り組む活動です。
正直、何をするのかはみなさん次第だと思います。以前のインターン生の活動履歴や、インターンシップ応募時に提出した履歴書の内容がヒントになるかもしれません!

参考までに、私は DSI 内と CSS 全体でそれぞれ勉強会を開催しました。

通常のインターンシップでは味わえないほど、リアルで濃い体験ができると思います。
もちろん、メンターやその他社員の方が相談に乗ってくださりますので、のびのびと活動できるかと思います!

4. インターンシップでの学び・所感

次に、インターンシップでの学びについて簡単にまとめさせていただきます

  • コミュニケーション x 技術
  • GROWTH MINDSET

最初にコミュニケーション x 技術について、これは私がこれからのキャリアを考えたときに、Microsoft でフル活用できると思ったスキルです。 これらは単体でなくセットになったとき初めて CSS で活かされるのだと思います。

具体的にコミュニケーションでは、迅速な返答、わかりやすく言語化する能力、相手の考えていることを推察する能力、お客様に合わせた柔軟な言葉選び等が該当します。
そして技術では、製品/サービスに対する知識、トラブルシューティング能力、既存の知識とトラブル発生の現状を結びつける能力等が該当します。

ただし、決して私も最初からこのような能力があったわけではありませんし、今も全て備えているわけではありません。
それよりもむしろ、インターンシップを通して業務に必要とされている能力と自身に足りない点が明確になったと考えています。そういった点で、インターンシップは有意義でした。

次にGROWTH MINDSET について、こちらは Microsoft の Culture からの引用です。
本インターンシップを通して学んだのは、「GROWTH MINDSET (成長し続ける心)の醸成には明確な目的と行動が必要であること」であり、Microsoft のインターンシップではそれらが実践できます。

今までしてきたことよりも、何をするのか?またその行動の明確な目標と想定されるインパクトは考えているか?
この実践は、これからのキャリア形成のときにも活かされるのではないかと思います。

……と、上では抽象的でポジティブなことばかり書いてきました。
そこで、苦労したことについても取り上げようかと思います。

私がインターンシップで苦労したこと、それは自身の体力・時間の確保です。
私は本インターンシップに加えて、大学院での研究活動、各種作品コンテストの制作等を並行してきました。

なんとなく想像できるかと思いますが、これらすべてを並行して両立することは物理的に難しいです。
どれかが中途半端にならないように、スケジューリングとキャパシティの把握には気を付けておくべきかなと思います。

以上、少しリアルなことについても書きましたが、成長意欲と他人の役に立ちたいという意思を持っておられる方、そしてなにより Microsoft とそのテクノロジーに興味を持っている方は、Microsoft のインターンシップに参加するべきです!
他社では味わえない、リアルな体験があなたを待っています!


最後に

長くなってしまいましたが、インターンシップに参加する方、また参加を検討されている方のお役に立てるのであれば幸いです。
皆さんにとって最高の夏になりますように!Come as you are!

なお、本ブログは弊社の公式見解ではなく、予告なく変更される場合があります。
もし公式な見解が必要な場合は、弊社ドキュメント (https://docs.microsoft.com/ や https://support.microsoft.com) をご参照いただく、もしくは私共サポートまでお問い合わせください。