自社開発した Microsoft Edge (Chromium) の拡張機能を社内で自動展開する方法

こんにちは。 今回は、自社開発などで Microsoft Store に登録されていない Microsoft Edge (Chromium) の拡張機能を、社内で自動展開する方法について紹介します。拡張機能のサンプルは チュートリアル からダウンロードできます。 自動展開 (強制インストール) を行うには、Microsoft Active Directory ドメインに参加している Windows デバイスである必要があります。 ドメインに参加していない Windows デバイスについては、強制インストールは Microsoft Store で利用できる拡張機能に限定されます。 拡張機能のパック (CRX ファイルの作成) と ID の確認まずは開発した (用意した) 拡張機能をパッケージ化する必要があります。パッケージ化と ID の確認は以下の手順で行います。 edge://ex...

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IE の調査に必要なダンプ ファイルの採取について

こんにちは。 Internet Explorer は Web コンテンツ (html や CSS、JavaScript、画像、動画などなど) を表示 / 動作させるための、いわば「プラットフォーム」です。Web コンテンツ自体の構成やその中で行われている処理が、プラットフォームであるInternet Explorer に影響を及ぼすことも多くあります。また、Internet Explorer を取り巻く環境に影響を受けることも多々あります。例えば、アドオンやサードパーティ製のソフトウェアの影響を受けてしまうことも。 このような状況で Internet Explorer を使っていると、「Internet Explorer は動作を停止しました」や「XXXX は応答していません」という事象が発生することがあります。そんなとき、原因究明の最初の一歩となる情報がダンプ ファイルです。 ダンプ ...

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まだデフォルトIE? 新しい Microsoft Edge を使いませんか?

今回は、Internet Explorer は可能な限り利用せずに Microsoft Edge などモダン ブラウザーを利用しましょうという話です。 「Internet Explorer の今後について」という記事を公開してから1年ちょっと経ちました。 Windows 10 においては、Microsoft Edge と Internet Explorer というふたつのブラウザーが搭載されていますが、弊社としましては、Internet Explorer との後方互換性が必要な業務 Web システムには Internet Explorer を利用いただき、Internet Explorer でなければならない場合以外は Microsoft Edgeをご利用いただくことを提案してきました。 2015 年に Microsoft Edge をリリースして以降、Internet Explore...

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New Microsoft Edge でレッツ サーフィン

皆様、いい波乗ってますか?2020 年 5 月、New Microsoft Edge 安定版 83 がリリースされました。いくつかの機能追加や修正が加えられていますが、今回私たち Microsoft ブラウザサポートチームから紹介するのはこれ! これまで隠し機能として搭載されていたサーフ ゲームが誰でも遊べるようになりました。 Introducing the new surf game in Microsoft Edge https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/05/26/surf-game-edge-stable/ このゲームへのアクセス方法は簡単!New Microsoft Edge のアドレスバーに “edge://surf” と入力するだけです。もしまだ New Microsoft Edge をインストールされていなければ、こちらの...

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新しいバージョンの Microsoft Edge の "IE モード" について

更新履歴:2020/05/29 新規2021/05/18 更新: IE モードのよくあるご質問の記事へのリンクを追加しました。 こんにちは。今回は IE モードを紹介します。 IE モードは、一言で表すと『Microsoft Edge の画面の中で Internet Explorer が動く』というものです。 構成方法などを含めた詳細は以下のドキュメントをご覧いただければと思いますが、適切に制御することで、ユーザーが Internet Explorer と Microsoft Edge を意識的に使い分ける操作をせずに、Internet Explorer を必要とする古い技術で作られた Web アプリケーションを、Microsoft Edge の中でシームレスに閲覧できるようになります。 IE モードの登場により『Internet Explorer を単独で動かすのではなく、IE/Edg...

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WCF のバインディング処理にて競合状態により起きる問題

こんにちは。IIS サポート チームです。 今回は WCF のバインディング処理にて競合状態により起きる問題についてご説明いたします。1 つのプロセス (IIS でホストしている場合は同一アプリケーションプール) で複数の WCF のバインディングをご利用で、以下の例外とスタックトレースが記録される場合がございます。これは下記コミュニティより報告があり、調査が進められた結果、弊社製品の問題と判断され、修正が検討されています。(2020/5/27 時点) IndexOutOfRangeException in MessageSecurityOverHttpElement when creating WCF client from service referencehttps://developercommunity.visualstudio.com/content/problem/69259...

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Azure Bot Service の Portal 上の事象の調査に必要な情報

こんにちは。Azure Bot Service サポート チームの大嶋です! 以前 Azure Bot Service (Web App Bot もしくは Bot Channels Registration) のボットの動作に関する情報採取について以下をご紹介しましたが、今回は Azure Bot Service をご利用する際に、Azure Portal 上で問題が起こった際に必要となることが多い再現手順と通信ログの情報採取をご紹介いたします。 現象により必要な情報は異なりますが、今回はほとんどの Azure Bot Service の Portal 上の問題に関する調査に対して有効な情報について以下にご紹介いたします。 例えば、以下のような問題があげられます。 Azure Portal 上にて Azure Bot Service のリソース作成時にエラーがでる Azure Por...

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Web App Bot の常時接続について

※ これまで Azure Bot Service Support Team Blog にて公開していた記事を移しました。 こんにちは。Azure Bot Service Support Team の大嶋です。 Web App Bot をご利用の際に、ボットに ”暫く経ってからアクセスした際にレスポンスが遅いように感じる” といったような事がある場合があります。今回は、そんな時に事象解消の手助けができるような方法についてご紹介します。 まずはなぜ “暫く経ってからアクセスした際にレスポンスが遅いように感じる” といったことが起こるのかについて、下記にて記載させていただきます。 考えられる原因についてまず、Web App Bot については、Bot アプリケーションを Azure App Service 上にホストするものです。 なお、Web App Bot などの Azure Bot ...

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Azure Bot Service の料金やプランについて

※ これまで Azure Bot Service Support Team Blog にて公開していた記事を移しました。 こんにちは。Azure Bot Service Support Team です。 今回は Azure Bot Service の料金やプランについて、以下の Azure Bot Service の価格のページを元に説明します。 Azure Bot Service の価格https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/bot-service/ Azure Bot Service には Free(F0) と Standard(S1) の 2 つのプランがあります。 Azure ポータルから Web App Bot 等の Azure Bot Service のリソースを作成しようとした際に表示される価格レベルがこちらに当た...

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Azure Bot Service の調査に必要な基本的な情報について

こんにちは。Azure Bot Service サポート チームの大嶋です! 弊社にお問い合わせいただくお客様に、スムーズな解決をご提供するためにお役に立てるのではないかということで、今回の記事の執筆に至っています。 Azure Bot Service (Web App Bot もしくは Bot Channels Registration) をご利用の場合、問題の原因はクライアントアプリケーション起因やホストする Bot アプリケーション起因、それらをホストする基盤起因、弊社管理のコネクタサーバー等多岐に渡るため、複数の情報を正確に把握し調査を進めていく必要があります。 お問い合わせいただいた後、これらの把握のために複数の情報をご提供いただくようお願いしておりますが、今回の記事で、その採取方法についてご紹介いたします!現象により必要な情報は異なりますが、今回はほとんどの現象の調査に対し...

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